【レポ】㍉飯食いました【おせぇ】

 　あれはいつ頃だったか、某ikeどんから就職祝いとの事で㍉飯をいただきました。㍉飯ってのはミリタリー飯の略でして、要するに自衛隊なんかで使われてる飯なんですね。使われているといっても一般販売用のものです。某自衛隊の知り合いによると自衛隊で実際使われる食料なんかは一般人に渡してはいけないそうです。缶詰一つにしてもナンバリングされてんだってさ。すごいねー。

まぁそいで今回はそのいつぞやに頂いた㍉飯を食ったんでレポを提出しようって事ですよ。朝早くに起きまして、母親が家族のご飯の用意でてんやわんやしていたので、ならば自分の飯は自分で確保しよう！という本当に思ってるのかも怪しい低い志の中でやってみたのです。

こちらがパッケージです。「大盛りあつあつとり手羽煮弁当」とデカデカと書かれていますね。迷彩柄が自衛隊の香りを漂わせます。張られているシールもそれほどオモチャっぽくなくていい感じです。「４」と書かれてありますが、この商品は複数種類ありまして、他にもカレーなどがあります。なんでとり手羽煮にしたかというと、適当です。では早速開封してみることに。

ここで通常なら内容物を並べた画像を載せるべきなのですが、うっかり撮り忘れてしまいました。

内容物は加熱用袋・発熱材・レトルトのご飯とおかずが入っておりました。作り方は加熱用袋の底に発熱材を入れて、その中にレトルトのご飯とおかずを入れます。その中に水を150cc入れて20分程待つ、との事です。

 で、こちらが 加熱用袋に入れた状態の物。銀色の袋はおかずとなるとり手羽煮が入っています。この裏側にご飯の入ったパックがあります。底にある白い袋は発熱材です。水の量は袋の大きさに比べて本当にわずかです。発熱材が浸る程度でしょうか。発熱材は要するにカイロの熱量の高いもののようです。息巻いて始めたのですが、この状態のままおよそ10分以上何の反応も無く、まさかの失敗かと非常にあわてました。説明書の方には気長に待て的な事が書かれておりましたが、いやはや、こういう自分で作る系のおもちゃ的な食べ物にはいい思い出が無いのです。

約13分ほど経ったところでやっと反応が出てきました。シュゴゴゴゴという音と共に急激な反応です。画像では分かりづらいですが、袋の中は湯気と水滴でいっぱいです。底では水が沸騰しているように泡が出ています。ほんと急に反応が始まるんでビビりました。でもうまく行ってるみたいで良かった･･･

湯気が出ております。カーテンと同化してちょっと分かりづらいなぁ。

コレならどうでしょうか？袋の上部に白い湯気が地味に出ているのが分かるかと思います。携帯電話のカメラの性能が悪いのですよ。ご勘弁を。20分に近くなるとだんだんと反応が弱くなってゆきます。この時点ではだいぶ反応が弱くなっており、出ている湯気の量も少なくなっていたのです。相変わらずシャッターチャンスを逃すのが僕です。ちなみに袋の上部についているクリップも一緒に商品の中に入っています。

20分経ちました。さぁ食うぞ！！！！

こちらが出来た㍉飯です。銀色の袋の中身はお皿に移しました。とり手羽、人参、里芋、こんにゃくが入っています。大変おいしそうなとり手羽煮です。が、どうやら熱量がイマイチだったのかご飯の方がまだパサパサする･･･仕方が無くご飯の方は電子レンジでチンする事に･･･なんという二度手間･･･この手のご飯ってよく加熱の加減で失敗するんだよなぁ。ごはんはうるち米を使用しているんだそうです。

で、食ったところそこそこウマい。どれほどウマいかって言うとそこらへんのレトルト食品ぐらいウマい。ようするに進んで買って食うほどの物でもないって話です。これで1260円だってんだから、いい物食えますよ。しかもパッケージには「非常時に！」と書かれてるけども、それほど長い間保存も出来ないの。この時点で既に賞味期限を2ヶ月ほど過ぎてたしね。それまで放っておいた自分もどうなんだって話ではありますが･･･

しかしキャンプだとかサバイバルゲームで雰囲気を出すにはバッチリかもしれません。 お子さんは喜ぶかもしれませんよ。喜んで食うかは別ですが。火を使わないので安全性も高いです。決してオススメはしませんがオススメです。何言ってんだ俺。

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